真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜
夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。Podcast累計400万再生。ぜひフォローをお願いします。▶︎本のリクエスト、番組へのメッセージはインスタのDMよりお送りくださいhttps://www.instagram.com/batayomu/▶︎番組ハッシュタグ:真夜中の読書会▶︎MC:バタや…
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- Sep 29, 2026
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「女の連帯」は救済か拘束か。承認という名の”圧”について考える。 (opens the original)
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▶︎女性の心情を描いたサスペンス作品をお探しのリスナーさんのリクエストにお答えして、今夜の<勝手に貸出カード>は、佐野広実さん著のサスペンス小説『 シャドウワーク 』を取り上げます。 夫のDVから逃れ、傷ついた女性たちが身を寄せるシェルターでの共同生活。トランプのババ抜きや、持ち回りのごはん作りといった日常の些細な営みを通して、「ここに居ていい」と静かに許され、自分の輪郭を取り戻していく姿を描きます。 一方で物語は、「仲間を裏切らない」という美しい連帯が、時に新たな縛りや負の連鎖を生んでしまうのではないか……という問いを投げかけているようにも感じます。 同作の映画もぜひご鑑賞ください! ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・佐野広実さん著『 シャドウワーク 』(講談社文庫) ▶︎配信内で触れた作品・書籍・記事 ・佐野広実さん著『 誰かがこの街で 』(講談社文庫) ・佐野広実さん著『 反乱の家 』(講談社文庫) ・ 映画『シャドウワーク』公式サイト (吉岡里帆さん・奈緒さん主演) ・ 連続ドラマW『シャドウワーク』公式情報 (多部未華子さん・桜井ユキさん主演 / WOWOW) ▶︎番組について
「怒り」の感情が流行遅れに!? 言葉が消えると感情も消えるのかな (opens the original)
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移動中の読書にぴったりの文庫本をお探しのお便りにおこたえして、今夜の「勝手に貸出カード」は村田沙耶香さんの短編集『 清潔な結婚 』を選びました。 「怒り」という感情がすっかり時代遅れになった世界を描く「変容」や、クリーン・ブリード(清潔な繁殖)に興味を持つ夫婦の表題作。クスッと笑ってしまう独特な村田ワールドに浸りつつ、世の中からネガティブな言葉が消えていったらどうなるのだろう……と静かに思いを巡らせます。 韓国語の「シウォナダ」など、国によって違う感情を表す言葉の味わい深さや、講談社文庫の創刊55周年企画「STORY IN POCKET」の手軽な魅力もあわせて、夜のすきま時間にお届けします。 <今夜の勝手に貸出カード> ・村田沙耶香さん著『清潔な結婚』(講談社文庫) https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000429255 <配信内で触れた作品・書籍・記事> ・山本文緒さん著『絶対泣かない』(角川文庫) https://amzn.to/4gSDhDM ・カン・バンファさん著『ことばの波間で 日本語と韓国語のあいだ』(平凡社) https:/
「ゾウを食べるには、ひと口ずつ」継続とリピートの美学 (opens the original)
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自分の決めたルーティンをこなす毎日に、ふと「つまらないのかな?」と不安になるというお便りをご紹介します。 今夜ご紹介するのは、ブレット・リンゼイさん著、井上麻衣さん訳の『 100日後に英語がものになる 1日10分ネイティブ英語書き写し 』。1日1ページ、ただ書き写すだけ。パタンと180度心地よく開く製本の素晴らしさや、心にじんわり灯がともるような前向きな言葉たち。日々の中に「小さな楽しみ」として溶け込んでいくような一冊です。 大きな目標も日々の暮らしも、同じことを同じクオリティで繰り返していくことがいかに希少で大切か。役所広司さんのインタビューから思い起こされたこと。 <今夜の勝手に貸出カード> ・ブレット・リンゼイさん著、井上麻衣さん訳『100日後に英語がものになる1日10分ネイティブ英語書き写し』(サンマーク出版) https://amzn.to/46GVkH3 <配信内で触れた作品> ・映画『PERFECT DAYS』 https://perfectdays-movie.jp/ ・映画『すばらしき世界』 https://wwws.warnerbros.co.jp/sub
今を一生懸命生きてるから、過去の心残りを悔やんでしまう (opens the original)
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「他人と自分を比較して羨ましくなったり、過去の選択を後悔してクヨクヨしてしまう」というお便りをご紹介します。 今夜ご紹介するのは、吉田修一さんの作家30周年記念作品『 タイム・アフター・タイム 』。 過去の甘酸っぱい思い出、大人になった現在の仕事のトラブルやままならない現実、そして主人公を取り巻く人々の抱える痛みや後悔までもが丁寧に描かれた超大作です。 あの頃に戻れたら、自分にどう声をかけてあげるか。「正解だったかどうかわからなくても、その時はその時なりに頑張ってきた」。そうやって自分自身を労わり、過去の瞬間、瞬間を愛おしく思えるような読書の時間をお届けします。 【お詫び】高良健吾さんは”たから”ではなく”こうら”けんごさんの間違いでした。大変失礼いたしました。お詫びして訂正いたします <今夜の勝手に貸出カード> ・吉田修一さん『タイム・アフター・タイム』(幻冬舎) https://www.gentosha.co.jp/s/tat/ <こちらもおすすめ(配信内で触れた吉田修一さんの作品)> ・吉田修一さん『横道世之介』(文春文庫) https://amzn.to/4wGFC9r ・吉田
手札が出揃ってからが本番? 自分の物語の「停滞感」を受け入れた先に (opens the original)
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「50歳を目前に、会社やプライベートで若い人に自分の席を譲ることが増え、やるせなさを感じる」というお便りをご紹介します。 今回ご紹介するのは、東畑開人さんの『 ミドル・エイジ・ビギンズ 』。すでに 出揃った自分の手札でどうゲームを続けていくかという尾崎世界観さんのお話や、人生を一直線ではなく横へズレながら進む鷲田清一さんの「あみだくじ理論」、そして角田光代さんとの対話に登場する「竜宮城」のような時間……。 席を譲ったり、後ろへボールをパスしたりして両手が空いたからこそ出会える、新しくて自由な人生の始まりについて、考えます。 <今夜の勝手に貸出カード> ・東畑開人さん『ミドル・エイジ・ビギンズ』(角川書店) https://amzn.to/45sRX64 <こちらもおすすめ> ・東畑開人さん『ふつうの相談』(金剛出版) https://amzn.to/3UAkN1W ・東畑開人さん『カウンセリングとは何か 変化するということ』(講談社現代新書) https://amzn.to/4qesTZW ★YouTubeでも配信はじめました!→ https://www.youtube.com/@ba
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