横山僧侶のお寺の縁側ラジオ
仏教・お寺の話題から日本文化・僧侶の生態まで幅広くお届けします。法源寺https://www.hougenji.or.jpTempleHotel 南アルプス法源寺https://oterastay.com/hougen-ji/
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心を怒りに奪われないための忍辱(2026/9/23) (opens the original)
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お彼岸の「彼岸」は「到彼岸(とうひがん)」に由来します。迷いと苦しみの此岸から悟りの彼岸へ渡るための6つの実践が「六波羅蜜(ろくはらみつ)」です。布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六つで、お彼岸の6日間に一つずつ心がけるとも言われます。六波羅蜜のひとつ「忍辱(にんにく)」は、耐え忍ぶことや我慢することと思われがちです。しかし、理不尽な扱いをされても黙っていろという話ではありません。お釈迦様の言葉を集めた経典『ダンマパダ(法句経)』には「恨みは恨みによって止むことはない、恨みを捨ててこそ止む」とあります。「忍辱」の語源「クシャーンティー」(パーリ語・サンスクリット語)には「受け入れる」「揺るがない」という意味の幅があります。我慢が怒りを腹の中に溜める状態だとすれば、忍辱はそもそも怒りに心を奪われない——怒りに自分の言動を決めさせないことです。言うべきことは穏やかな心で言う。自分の手綱を自分で握る、能動的な実践です。・お彼岸の語源と「六波羅蜜」の由来・六つの実践——布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧・忍辱と我慢の違い・ダンマパダ「恨みは恨みによって止むことはない」・怒りに心を奪われない、
増上慢——自分はわかっていると思い込む心(2026/9/21) (opens the original)
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仏教では、おごり・慢心を「七慢(しちまん)」として七種に分けて説きます。なかでも気づきにくいのが「増上慢(ぞうじょうまん)」——まだ得ていないのに得た、まだ悟っていないのに悟ったと思い込む慢心です。法華経の方便品にも、この増上慢への言及があります。他者との比較から生まれるおごりは、外からの指摘でどこかで気づけます。しかし増上慢は違います。「自分の目が曇っていること」そのものが見えないため、訂正の機会を得づらく、学んだ人ほど陥りやすい。確信を持って誠実に間違いを広めてしまう——この点で、自他ともに影響を及ぼす厄介な慢心です。お彼岸は、此岸(この世)から彼岸(仏の世界)へと近づくための期間。その時期にあたり、謙虚な心の種を育てることを問いかけます。- 増上慢の定義- 他の慢心との違い:自分自身への思い込み- 増上慢の構造と自他への影響- 学んだ人ほど陥りやすい理由- お彼岸と謙虚な心の種
「経営」という言葉を使うと怒られる業界ですが、お寺こそ経営していかなければならない時代です(2026/9/20) (opens the original)
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「物価は上がるがお布施は上がらず」近畿で初めて神社が倒産 2040年には3分の1以上が消滅の危機 神社仏閣の“倒産時代” 生き残り策は「お坊さんヘルパー」に“三刀流”住職も https://news.yahoo.co.jp/articles/c5ae760a90a55efa8fa7579c05217328b3bd6eb2?page=3 物価高が続くなかでお布施の水準は変わらず、2040年には全国の宗教法人のおよそ3分の1が消滅の危機を迎えるという試算があります。2007年から2024年の17年間で、信者・檀家(だんか)の数は3000万人以上減少しています。宿坊と民泊で外国人観光客の9割を迎える和歌山・那智勝浦の古刹、介護福祉士の資格を持つ僧侶がデイサービスを運営する大阪・西淀川区の寺、住職と並行してカフェ経営と鍼灸師も兼ねる兵庫・加古川市の聖徳寺など、各地の住職が地域の実情に合わせた生き残りの道を模索しています。北海道大学の桜井義秀教授は「信者を求めていく宗教施設でないとこれからは難しい」と指摘します。ただ待つだけでなく自らの価値を積極的に伝えていく時代に入りました。労働集約型か資産活
僧侶が教える葬儀社を選ぶ際に気をつけたいこと(2026/9/19) (opens the original)
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家族葬 実際の費用はCMの約3倍 消費者庁が運営会社に措置命令 https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260918de51106 消費者庁が2025年、東京渋谷の葬儀会社「金峰堂」に景品表示法違反として措置命令を出しました。テレビCMで家族葬を10万4500円からと訴求していましたが、実際には最低でも約30万8000円が必要だったとされています。同様の問題は以前から繰り返されており、2017年のイオンライフ、2018年の小さなお葬式(運営会社ユニクエスト)、2019年の「寄り添うのお葬式」でも、追加料金をめぐる不当表示が相次いで指摘されてきました。大切な人を亡くした直後は判断力が落ち、病院からの搬送の都合で早急な決断を迫られます。相場もわからず比較検討する余裕もない中での契約になるため、価格表示の問題が生じやすい構造があります。ネット系の葬儀会社の多くは下請けへ仕事を出す仕組みのため、仲介コストが上乗せされます。見積もりを取っても実際の請求が大きく異なるケースも見受けられます。地域で長くやっている直営の老舗葬儀社を事前に調べておくことが、一つの目安に
神社の倒産ニュースから考える宗教法人のガバナンスの穴(2026/9/17) (opens the original)
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平安時代970年創建、清和源氏ゆかりの多田神社(兵庫県川西市)が民事再生法の適用を申請しました。本殿・拝殿は国の重要文化財、境内全体は国の史跡にも指定されています。問題の発端は、2024年に亡くなった前宮司が神社の名刀や不動産を担保として資金を借り入れたことです。借入金は宮司個人の口座に入り、神社の会計には一切入りませんでした。神社側は手続きの無効を主張しましたが、事情を知らない融資側は善意の第三者として保護されるとの判断で敗訴し、負債の総額は調査中です。宗教法人法第23条は、不動産や宝物の担保提供に責任役員会(寺社の最高議決機関)の決議と、利害関係者への事前公示を求めています。包括法人(神社本庁や日蓮宗)に属する場合はその許可も必要です。歯止めの仕組みはあっても、代表者が手続きを無視した場合に外部から止める手段は限られるという現実が浮かびあがりました。- 多田神社の民事再生申請と経緯- 前宮司による借入れと個人口座への資金流出- 宗教法人法第23条の規定と包括法人の役割- 善意の第三者保護と法人が守られない現実 https://www.tdb.co.jp/report/bankrup
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